ベンツ Cクラス概要
Cクラスはその起源を190Eに辿ることができる。もともとはEクラスよりも購入に対する敷居を下げた量販モデルとして計画・販売されたものであった。主力であるセダンのほかに、ワゴンと3ドアハッチバックと合計3つのボディタイプを持つ。ボディサイズは、BクラスとEクラスとの中間であり、サイズ的にはDセグメントに属する。またAクラス、Bクラスとともにエントリーモデル群を形成している。セダンやワゴンのサイズは、メルセデス・ベンツのモデル中で最小のものである。AクラスやBクラスが発売されていない北米市場においては、最も安価なメルセデス・ベンツでもある。メルセデス・ベンツのモデル別販売台数では、1位のEクラス、2位のSクラスに次ぐ3位となっている。世界の3工場で製造され、大部分の右ハンドル車や4気筒エンジンモデルは南アフリカ・イースト・ロンドンのダイムラー・クライスラー南アフリカ(DCSA)工場で、それ以外はドイツのシンデルフィンゲンとブレーメンにある工場で製造されている。
ベンツ Cクラスの歴史
190Eの後継車種として1993年にデビュー。W202はセダン、S202はステーションワゴンのコードネームである。デザインを担当したのはオリビエ・ブーレイ(なお彼は同時期のスバル・レガシィ(2代目・BD/BG系)でもチーフデザイナーを務めている)。外観では上下に伸びた「おむすび形」のテールライトが新しい。これに伴いトランクリッドがバンパーレベルから開閉できるようになっている。190Eに比べ全長で7cm、ホイールベースで2cm拡大し、主に不満の多かった後席の居住性が改善されている。エンジンは1992年にエンジンを一新したW124系(ミディアムクラス)に準じ1.8、2.0、2.2リッターの直列4気筒エンジンと、2.8リッターの直列6気筒エンジン及び、2.0、2.2リッターの直列4気筒ディーゼルと、 2.5リッターの直列5気筒ディーゼルを搭載。直列4気筒ディーゼル以外は全てDOHCエンジンとなっている。また、欧州地域では「クラシック」「エレガンス」「エスプリ」「スポーツ」と4種のトリムレベルを用意し、オーナーの好みに応じて各グレードで任意に選択することができた。
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